LINCSの沿革と活動のねらい

 本プロジェクトは、大阪府民環境会議(OPEN)会員の共育に資するプログラム開発を目的に、2004年1月の呼びかけから始まりました。
 「リナックス型」とは、基本的に全てを公開した上で、提案や情報を自主的に持ち寄り、相互に検討をし、ひとつの成果につくりあげていくことを意味します。開発したプログラムは利用者によるデータ更新や改作を認め、それらのフィードバックを受けて常に発展した内容となります。このようにプログラム開発を協働で進めていく過程で、環境NGOのメンバーや環境問題に関心を持つ人々が、互いに学び合い、環境教育への認識を深めていく場としても機能すると考えています。
 プログラム開発はテーマごとに、メーリングリストや会合を通して進めています。そして試行とフィードバックを重ねた成果を一つの形として公開しています。このプログラムを多くの人に活用いただき、さらに充実したプログラムに発展できるよう、情報提供や意見交換の参加をお願いします。

LINCSの活動記録

ワークショップ等
 第125回関西ワークショップ (2005/4/16,大阪府立青少年会館) 日本環境教育学会関西支部
   「アライグマから環境保護を考える〜リナックス型で開発された環境教育プログラム」
   話題提供者:松本朱実、木内功、井上有一(リナックス型環境共育プログラム開発プロジェクト)

 日本環境教育学会第16回大会(京都) 関連小集会 (2005/5/21,京都教育大学)
   「リナックス型環境共育プログラムの紹介 『外来種問題から自然保護を考えよう』」
   企画:松本朱実、木内 功、井上有一、金下玲子、関井弘之、藤本雅巳

 第130回関西ワークショップ (2005/10/22,きんき環境館) 日本環境教育学会関西支部
   「ダムをダムから考えるムダな話」(参加型で開発された環境教育プログラムの体験)
   共催:LINCS(リナックス型環境共育プログラム開発プロジェクト)

 第135回関西ワークショップ(2006/10/21,きんき環境館) 日本環境教育学会関西支部
   LINCSプログラム第3弾「みんなでつくろうプロジェクト」を体験しよう!
   共催:LINCS(リナックス型環境共育プログラム開発プロジェクト)

学会等発表
 口頭発表 日本環境教育学会第16回大会(京都) 2005
   「リナックス型環境共育プログラム開発の試み−EfS(持続可能性に向けての教育)実践の一形態−」 藤本雅巳、井上有一、木内 功、関井弘之、原田智代、松本朱実

 口頭発表 日本環境教育学会第19回大会(東京) 2008
   「リナックス型環境共育プログラム開発の実践」 藤本雅巳、金下玲子、後藤裕己、木内功、松本朱実

投稿
 環境教育ニュースレター 第69号 現場の声  (2005/10/11) 日本環境教育学会
   「リナックス型環境共育開発プロジェクト(略称Project LINCS)におけるプログラム開発の経緯 『外来種問題から自然保護を考えよう』」 松本朱実

 環境教育ニュースレター 第75号 論壇 (2006/10/15) 日本環境教育学会
   「『リナックス型開発』について考える −リナックス型環境共育開発プロジェクト(LINCS)の活動を通して−」 藤本雅巳

 環境教育 第21巻 第3号 (2012/3/31) 日本環境教育学会
   「持続可能性に向けての教育に対応したリナックス型教材作成の実験的取組−プロジェクト・リンクスの取り組み−」 林 美帆・田中美季・木内 功・井上有一
執筆
 石川聡子編著 2007 「プラットフォーム環境教育」東信堂
  「6 リナックス型の環境教育プログラムづくり」 井上有一、原田智代

会合
 LINCS活動記録(ブログ)に記録

フィードバックのお願い

 プログラムを発展させるため、ご使用になった感想や意見、プログラムを修正してご使用になった場合は修正点などをぜひLINCSまでお知らせください。



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