プログラムのねらい

 このプログラムは、作業を通して広告の多さを実感できるように配慮しました。そして、各広告商品のライフサイクルについて、その環境側面をリストし、予備環境調査をするような手順を踏んでいます。しかしながら、そこから、個々の商品の環境負荷を減らすことに目を向けるのではなく、様々な商品と環境影響の関係から、マスメディアの問題点や、社会的矛盾を明らかにするようなことを志向しています。

プログラム作成の視点

 1.広告に出ている身近な商品から環境を考えるよう配慮しました。
 2.「情報」という商品の特性を考える枠組みを目指しました。
 3.お金の流れから、環境問題の背景にある様々な問題やメカニズムにも目を向けることを目指しました。

対象者

 高校生以上、数人〜数十人 (一グループ、3〜7人程度)
 様々な社会的問題に関心の有る層がある程度含まれることが望ましい。

プログラムの流れ(概要)

 事前準備・・・3〜7人程度のグループに分け、グループ毎に作業できるよう机を配置しておく。 
  1.プログラムのはじめに(15分)・・・趣旨と流れを知る。
  2.広告・灰色記事・記事?(40分)・・・新聞広告と記事を分け、切り抜いて重量を量る。
  3.環境に悪い広告商品!(40分)・・・環境に悪いと思われる商品・業界を選びリスト化する。
  4.環境に悪い記事?!(40分)・・・切り抜いた記事の内容から環境に与える影響を考える。
  5.発表(15分)・・・グループ毎にワークの結果や理由を発表する。
  6.ふりかえり・まとめ(10分)・・・個人の意見まとめを作成する。
  所要時間160分(時間は目安です。)

プログラムのダウンロード

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